ファイバーテープの役割とは?
2024年10月29日機械・工具・塗料レビュー
建築現場でファイバーテープを使用する主な機会は、主に内装工事や壁の補修作業などです。
ファイバーテープは、繊維でできた強度の高いテープで、
下地の補強やひび割れ防止に役立つため、仕上がりの品質を高めるために重宝されます。
1. 石膏ボードのジョイント部分の補強
建築現場では、石膏ボードを使用して壁や天井を作ることがよくあります。
石膏ボードをつなぎ合わせた際のジョイント(接合)部分は、時間が経つとひび割れが発生しやすい箇所です。
ファイバーテープをジョイント部分に貼り付け、
その上からパテや塗装をすることで、ひび割れが起こるリスクを軽減し、より長持ちする仕上がりになります。
2. 壁のひび割れや補修作業
既存の壁にひび割れが入ってしまった際や、補修が必要な場合にもファイバーテープが使われます。
ひび割れ部分にファイバーテープを貼り、その上から補修材を塗り込むことで、ひび割れの再発を防止できます。
ファイバーテープは伸縮性があるため、壁の小さな動きにも追従し、補修部分がしっかりと固定されます。
3. 外壁の下地補強
外壁工事でも、ファイバーテープは下地の補強に使用されることがあります。
特に、モルタルを使用する外壁のひび割れ防止や強度アップのために、下地にファイバーテープを貼り付けることが多いです。
これにより、外壁の耐久性が向上し、ひび割れが発生しにくくなります。
4. 曲面や角の補強
曲面や角の部分は、他の部分に比べて応力がかかりやすく、ひび割れや損傷が発生しやすい箇所です。
ファイバーテープは、柔軟で強度があるため、曲面や角部分の補強にも適しています。
特に内装のコーナー部分やカーブした壁などでは、ファイバーテープを使用することで、ひび割れ防止効果を発揮します。
まとめ
ファイバーテープは、建築現場でひび割れを防止し、仕上がりの品質を高めるために使用される重要な材料です。
内装のジョイント部分や補修、外壁の下地補強、曲面・角の補強など、
多用途に使えるため、現場での活用機会が多く、長持ちする仕上がりを実現します。
株式会社Zero
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